叱り方

すぐ実行できる!子どもの効果的な叱り方【1】

ママ
ママ
「毎日同じことで叱りたくない!」
「叱っているのに効果がない」
「どう叱ればいいのかわからない」
「効果的な叱り方があるなら教えてほしい」

毎日の生活の中でこのような気持ちになったことはありませんか?

というわけで
今回は「効果的な叱り方」についてお伝えしていきたいと思います。

叱らない

なぜ叱らなければいけないのか?

当然のことですがこどもは大人に比べて生きている時間が短いです。
つまり長く生きている大人に比べて知識も少なく、経験もすくないってことですよね。

だから自分の行動が良いことなのか悪いことなのかもわからないということです。

良いことと悪いことの判断がまだできないためにわがままを言ってママを困らせたり、生意気なことを言ってママを怒らせたり、人の迷惑になることを平気でしたりできるのです。

子どもにはまだ良い悪いを判断できる基準がないということなのです。

経験豊富で良い悪いをきちんと判断できる大人の教えが必要になるというわけです。

つまり叱るということは良いことと悪いことを教えるということなのかもしれません。

全く叱らないということは子供が良いことと悪いことを知らないまま大人になるということを意味しているのかもしれません。

その結果人に平気で迷惑をかける大人に育ったり良い悪いの判断ができない子に育つ可能性が高くなるのではないでしょうか。

過去まで叱る

最初は今のよろしくない行動について注意しようとしただけだったのに

気が付けばいつの事だかわからない過去の出来事についてまで

怒っていることはありませんか。

ママ
ママ
「 部屋を片付けなさい」
「そういえばこの前も服を脱ぎっぱなしで片付けてなかったし」
「昨日はゲームをダラダラをやっていたし」
「このまえはくつをきちんとならべていなかったし。」
「もう。いつもいつも…」
こども
こども
なんで怒られてたんだっけ???

こんな風に今起こっていることだけではなく
過去のことまでまとめて怒るというしかり方。

このようなしかり方をすると叱っている内容があやふやになって結局何について叱られたのかわからなくなってしまいます。

だから子供の行動が効果的に改善されることはなく又同じようなよろしくない行動が繰り返されるのです。

ではどのように叱ればよいか。

ママ
ママ
今の○○は○○だから良くないこと。

まず
「今のNG行動」と「NGな理由」をセットで説明して叱るのがポイント!

つぎに過去のことを言いたくなる衝動をがでてきたら心でstopを書けるように意識して見てください。

言いたいけど我慢です。

過去のことは「言うだけ無駄」と思ったほうがよいかもしれません。

人格を否定する

ママ
ママ
「バカじゃないの!」
「あんたなんかいらない!」
「あんたなんかうちの子じゃない!」
こども
こども

このようなしかり方は何を注意されているのか全く分かりません。叱られている原因と思われる言葉が会話の中にありますか?

何が良いことで何が悪いことかがわからない子供がこんな風に叱られたどう思うでしょうか。想像してみてください。

きっとママの言った言葉のなかから怒られている原因をみつけようとするのではないでしょうか。

今の例ならば「ダメな子ね!」➡「自分がダメだからおこっているんだ。」

「あんたなんかいらない!」➡「自分はいらない子なんだ。」

「あんたなんか嫌い!」➡「ママは自分を嫌いなんだ。」

子どもはママの発した言葉から答えをみつけようとするでしょう。

こういうしかり方をされ続けているとどうなると思いますか?

「どうせ自分はダメだから何をやってもダメな子だ。」と思い込みやる気を失った無気力な子に成長します。

「自分は誰にも必要とされない無価値な人間なんだ」と思い込んだ子に成長します。

「叱ってくる相手はみんな自分のことを嫌いなんだ。」という思い込みを持った子に成長します。

かわいそうですね~

このように存在を否定するような叱り方を続けていると消極的な性格になったり

逆に反抗心が芽生え攻撃的な子に育つ可能性があるということです。

ママ
ママ
たまにこんな言い方してるかも…

と気が付いたママは今日からすぐに叱り方かえればいいんです。

過去は過去。

早く気が付いてよかった~。ラッキ~

と思ってください!

自尊心を傷つけづに上手に叱るコツは

「NG行動」と「なんでNGなのかの理由」をセットで説明して教えるです!

感情が高ぶって切れてしまった場合は失敗することもあるとは思いますが

時間がたって冷静になったときにすぐに人格否定したことについて謝りましょう。

そして子供の重要性を伝えましょう。

そうすれば子供の潜在意識にマイナスのセルフイメージを植え付けることを阻止することができるのではないでしょうか。

ママも人間だから爆発したらとんでもないことを言ってしまうこともあります。

みんなそうです。

はずかしながら雪うさぎもあります。

大きくなったわが子にあり得ないくらい残酷な言葉で罵倒しののしり自尊心をギッタギタにしてやったこともあります…

今でも意識しないとつい言ってしまいます…。

意識すればいいんです!

まとめ

いかかだったでしょうか?

子どもを叱るときの大事なポイントをまとめてみました。

●子供は良いことと悪いことの判断がつかないのでそれを大人が教えてあげる必要がる。
●全く叱らないと平気で他人に迷惑をかけるような子に育つ可能性がある。
●過去のことまで叱りたくなったら我慢。「今のNG行動」だけ叱る。
●「ダメな子」「いらない子」「あんたなんか嫌い」という叱り方をしない。
●効果的な叱り方は「NG行動」+「NGな理由説明」=理解納得。

上手な叱り方はママのためでもあり子供のためでもあるということですね。

次回は今回お伝えしきれなかった「上手な叱り方、NGな叱り方パート2」です。

雪うさぎ
雪うさぎ

最後まで読んでくださってありがとうございました
感謝感謝感謝です。
ではまた次の記事でお会いしましょう!